共生社会に近づくゲーム「ワンダーワールドツアー」

共生社会に近づくゲーム「ワンダーワールドツアー」

アクセプションズの高橋です。

私たちアクセプションズはダウン症の啓蒙とインクルーシブな社会の実現を目指して活動をしていますが、今回個人的に共生社会を学べるゲームを作り販売させていただくことになったのでご案内させてください。

 

10月中にクラウドファンディングを実施し、そして10月29.30日には東京ビックサイトで開催されるゲームマーケットに出展&プレゼンさせていただきます。

この「ワンダーワールドツアー」ゲームはありがたいことに社会課題をゲームを使って解消することをテーマとして開催している全日本ゲーミフィケーションコンペティションでグランプリを受賞させていただきました!

障害理解、体験共に助けよう!といってもどうしても堅苦しくなりがちですがゲームというツールを使うと楽しみながら体感でき学べます。
それがゲームの良さだと思っています。

ゲームの中身について少しふれさせていただくと「ワンダーワールドツアー」は共生社会の実現に向け、色んな特徴をもった旅行者になりきり多様なメンバーと一緒に旅行に行き、ミッションを時間内にクリアするゲームです。
ゲームを通じて触れ合う機会が少ないマイノリティの人の疑似体験ができたり、互いに助け・助けられる経験ができ、一緒に過ごす楽しさを知ることができます。
みんなでいっしょに楽しくお出かけする「旅行」をゲームにしていますので、大人から子供まで幅広く楽しむことができます。

■概要

  • プレイ推奨年齢:8歳以上 (小学校1年生でも楽しくゲームはできていますが漢字表記が高学年程度となっております)
  • 参加適正人数:3人~5人
  • プレイ時間:10分から20分
  • ゲームタイプ:協力型(だれかが勝つというのではなく、全員でミッション達成を目指します)

障害体験というとダイヤログインザダークやサイレンス、車いす体験やブラインドサッカーなどどうしてもわかりやすい身体障害の体験になりやすいのですが、我々知的障害のことも知って体験してほしい!!という思いからもちろん疑似体験できるように組み込んでいます。
知的障害を持つ人は「絵が良くわかる旅行者」として表現をし、
イラストで表現しているミッションカードを集めてクリアするようにしています。
つまり難しい言葉で表現されているものはわからないけど(以下右カード)、絵(以下左カード)だとちゃんと理解できるよということを伝えています。

他にも目をつぶってゲームをする「音で世界を知る旅行者」や「ゆっくり100歳の旅行者」しゃべらずジェスチャーや筆談でコミュニケーションする「みぶりてぶりの旅行者」など障害を見えない、しゃべれないといったネガティブな表現ではなく異なる表現で伝えられるようにしています。

 


ゲームの制作秘話については、フェイスブックグループで告知をしています。
よろしければいいね!いただけると嬉しいです。

そして作るには資金が必要です。クラウドファンディング実施時にはご支援いただけると幸いです。

よろしくお願いいたします!