Down’s Innovations Vol.26

「Down’s Innovations Vol.26 障がいのある子どもの将来を考える(就労・住まい・親なきあと)1」を開催しました

6月6日(日)『障がいのある子どもの将来を考える勉強会(就労・住まい・親なきあと)』シリーズ第一回をオンラインにて開催しました。

 

今回は、『就労』と『住まい』をテーマに、一般社団法人アプローズの光枝茉莉子代表をお迎えし、将来の住まいの選択肢から、グループホームで受けられる支援、実際によくあるトラブルまで最新のデータと共にお話いただきました。

 

また、就労の選択肢や賃金体系、職探しの方法まで、実際に働く場所や住む場所を作り出し、その活動を広げている光枝代表による分かり易いお話しに、皆さんから「人材の採用についてどのように行っているのか?特別支援学校に進学する方が有利なのか?」「障がい者雇用が増えているが、手帳を持つ人も増えているのでしょうか?」など、多くの質問がチャットに寄せられました。

 

ダウン症や自閉症など障がいのある子を育てるご家族や関係者を中心に76名のご参加があり、アンケートには「今までの慣習や流れにとらわれず、保護者もチャレンジしていきたいと思えた」「子どもの可能性を潰さないよう、しっかり情報収集していく重要性を感じた」「行政と両面をご存知の方のお話が伺える機会がいただけて貴重でした」「企業就労を目指すというチャレンジはとても大切だと思いました」など、沢山のポジティヴなご意見やご感想が寄せられました。

 

光枝さんが「なぜ障がい者の賃金がこんなに低いのだろう?と思っていた」など、起業に至った経緯から、現在、フラワーアレンジメントの仕事を通して、晴れの場、華やかな場で障がい者が活躍できる環境を作り出されていることをお伺いして、将来にとても希望がもてるお話でした。

 

貴重なお話を惜しみなくお聞かせ下さいました光枝代表、そして日曜の朝からご参加下さいました皆さま、ありがとうございました。

 

次回、シリーズ第二回は7月4日(日)に「障がいのある子の将来のお金のこと〜準備編〜」、第三回は、8月8日(日)に「障がいのある子の親なきあと」について実際の事例から考える勉強会を予定しています。

 

皆さまと一緒に考える機会、きっかけとなる時間となりますよう準備してまいります!

 

次回もオンライン開催です。
安心して一人でも多くの皆さまにお目にかかれますことを楽しみにしております。

開催後アンケート(一部抜粋)