10月24日(日)【「障がいのある子と家族のための遺言」】をオンラインにて開催しました
アクセプションズ岡崎です。
10/24(日)に、Down’s Innovations Vol.29として、 障がいのある子どもの将来を考えるシリーズ「障がいのある子と家族のための遺言」が開催されました。
これはVol.27「親なきあとのお金のこと〜準備編〜」、Vol.28「障がいのある子の親なきあと〜実際の事例から〜」から生まれた企画です。
これまでご参加頂いた皆様からリクエストの多かった「遺言」をテーマに、一般社団法人あしたパートナーズの伊藤良太弁護士をお招きし、2回にわたってお話を伺う企画となります。
当日の前半はまず
- 遺言ってどんなもの?
- 遺言がないとどうなるの?
- 誰が遺言の内容を実現してくれるの?
など、遺言の基本的なところから教えていただきました。
普段遺言や遺産分割については、テレビドラマや小説で出てくるレベルでしか知らないのが一般的な方だと思います。実は私個人としてはここ数年で遺言や相続に対応する場面が二回ほどあり、基本的な知識はありました。
しかしそれらはいずれも父親や祖母など「相続する側」としての経験。今回の主題はそれとは異なり「子どもと家族のため」。どのような遺言を残せば、私の娘のようなダウン症のある子どもたちが不幸にならない相続が出来るのか、その点についてはとても興味がありました。
後見人、特別代理人、そして遺言。
いざというときに自分が子どものために何を準備しておけるか、前二回を踏まえたうえでこれらの手段をどのように使って「仕組み」を作っておくか、事例を交えて説明いただくことで、自分にもしものことがあった時のことを現実味を持って考えることができました。
特に不動産の名義変更対応など、本人が対応が難しいものについては事前にリスクを想定しておく必要があるということが良く分かりました。
後半は事前にいただいた質問に伊藤弁護士が回答いただく時間。
前半パートでもZOOM会議のチャット欄に多くの質問が寄せられておりましたが、後半も様々な質問に対して伊藤弁護士が丁寧に解説いただき、大変有意義なお話が伺えました。予定時間をフルに使い、活発なやりとりが行われました。
このシリーズの次回は12月5日、伊藤弁護士に「実践編」として「遺言作成」についてお話いただく予定です。
ご興味のある方は是非、今回参加されてない方も奮ってご参加いただければと思います。