超福祉の学校@SHIBUYA

「超福祉の学校@SHIBUYA」のシンポジウムに登壇しました!

アクセプションズの古市です。

9月18日、19日「超福祉の学校@SHIBUYA」が開催され、私は2つのシンポジウムに登壇させていただきました。。

超福祉の学校についてはこちらのサイトをご覧ください

このフォーラムイベントは2020年で終了したあの“超福祉展”のafter企画。今回は障がいの有無に関わらず共に学び生きる共生社会の実現を目指し、全国で活動しているプレイヤーたちがトークセッションを通じて思いを発表する場となりました。

 

私が登壇した2つ目のシンポジウムは【共生社会に向かう私たちの「レガシー」とは】をテーマに、大日方邦子さん、栗栖良依さんと語り合う90分でした。

お二方は当事者として、私は当事者家族として障害福祉の世界と出会いました。

 

2014年に日本が障害者権利条約を批准し、今年オリンピック・パラリンピックが東京で開催され、日本はバリアフリー化が進み多様性を受け入れ始めたかのように見えます。

 

しかしながら、まだまだ参画者に障害当事者が少ないのが事実。

 

様々なお立場で活躍されている大日方さんと、パラリンピックの開閉会式のステージアドバイザーを務められた栗栖さんのお話しを伺いながら、多くの学びがありました。

超福祉の学校@SHIBUYA
超福祉の学校@SHIBUYA

障害者は“できないことが多くある人”ではなく、“細かいニーズのある人”であり、誰しも病気や事故、加齢によって心身機能が不自由になる可能性があります。多様性に富み違いを強みにできる社会に変わっていくために私たちができること、それは障害のある人もない人も一緒に社会参加できるように様々な工夫やチャレンジを続けていくこと。地道なようですが、人々の意識が変化していく近道は、実際に障害者とふれあえた時に主体的にアクションをとることから始まると思います。

 

共生社会に向かう私たちの「レガシー」とはなんでしょう。難しい問いですが、私は障害者一人ひとりが歩んできた道であり、一人ひとりの人生の物語だと思います。その背景には共に歩んできた多くの仲間達がいます。人々の心のバリアフリーとテクノロジーの進化が共生社会の実現に欠かせないものとなるでしょう。

 

シンポジウムを終えて、素晴らしい機会をいただけたことへの感謝とともに、まだまだこれからもチャレンジを続けていきたいと思いました。