6月12日(日)【Down’s Innovations Vol.35 親なきあと・シリーズ第7弾「知っておきたい障害年金」】をオンラインにて開催しました
アクセプションズ藤田です。
6/12(日)にDown’s Innovation Vol.35「親なきあと・シリーズ第7弾 〜知っておきたい障害年金〜」を開催しました。
年間120件もの障害者年金の申請をサポートされている「社会保険労務士法人ミライズ」の竹内代表と白川社会保険労務士にご登壇いただき、障害者年金のあらましから申請方法まで、大変わかりやすくお話しいただきました。
私には、小学校6年生のダウン症のある娘がいます。ダウン症のある子を持つ親にとって、子供が自立し、私たちの死後も不自由なく生活していくための道筋をつけることはとても大切なミッションです。もちろん、就労して生活費を全て自分で賄うことができるようになれば理想ですが、知的障害や発達障害がある場合、生活できる賃金がもらえる職を得ること(稼得能力と言うそうです!)が難しいので、障害年金のような社会保障制度について知っておくことは大事なことです。
一方で、障害年金のホームページなどの情報を見ても、「障害年金は自活できるほどの金額をもらえるのか?」「自分の娘が対象になるのか?」「今から準備しておくことはあるのか?」「就職するともらえないのか?」など、わからないことだらけ。
Down’s Innovation Vol.35「親なきあと・シリーズ第7弾 〜知っておきたい障害年金〜」は、そんなモヤモヤをスッキリさせてもらえるということで、参加しました!
オンライン(Zoom)にて開催された今回の勉強会の目標は、
- 障害年金の概要を理解する
- 20歳前傷病の障害基礎年金を理解する
- 障害年金申請に向けて行動する
の3つ。
クローズドな場だから話せる内容もたくさんあり、ここでは詳しくは書けませんが、制度の内容や要件、申請の手続きと受給対象になるためのポイント、さまざまな事例(不支給になるケースも!)、20歳前にやっておくべきこと、などを丁寧かつ詳細にお話しいただきました。
お話しが進むにつれ、私の中の障害年金に対する疑問がどんどん消えていき、2時間の講義が終わる頃には娘が20歳になって申請するまでにやるべきことがハッキリと見えるまでになりました。
白川さんが最後にお話しされていた、「障害年金を知らず“もっと早くこの制度を知っていれば”と悔やまれる方をなくし、一人でも多くの方を救うために情報発信を続けていきたい」とおっしゃっていたのがとても印象に残っています。私もその救われた一人になりました!
ミライズさん、様々な質問にも丁寧に応じてくださり、ありがとうございました!
参加者アンケート抜粋
- ミライズさんのような専門家に相談することが大切だと感じました。とても為になるお話を聞くことができ、ありがとうございました。
- そもそも障害年金とは?というところから、大変参考になりました。ありがとうございました。
- 参加させていただき、取り掛らなければいけないことが明確にわかりました。
- できないことにスポットをあてて書く、ということは常々先輩の保護者さんからきいていましたが、具体的にそれがどういうことなのかが良くわかりました。
- 息子が年金の受給対象になるにはまだまだ先ですが、情報をいただくことによって少し安心できました。わかりやすい説明と的確な質問で理解を深めることができました。
ありがとうございました。 - 子どもの成長に伴い、考えることも変化していきますが、幼少期の情報は見つけられやすいのですが、なかなかダウン症成人以降の情報が少ないです。このような勉強は大変貴重です。ありがとうございます。
- 年金制度は、家族にとってありがたく、本人のペースで働きながら、学びの継続のために使わせてもらっています。
- とても分かりやすくご講義いただきありがとうございました。息子が18歳になり、先日愛の手帳の更新手続きに行ってきました。次は年金申請と思っていたところで先の見通しを持つことができました。更新手続きが必要なことを知らなかったので、知ることができ良かったです。
- 今回初参加で、まだ娘は4歳ですが今からできる事は沢山あるなぁと大変参考になりました。こういう勉強の機会はとても貴重なので、とてもありがたいです!またこれからも勉強会ややっと娘も歩けるようになったのでバディウォークにも参加してみたいなぁと思っています!
- ずっと気になっていた障害者年金について具体的な理解ができ、とてもスッキリしました!