インクルーシブまるごと実現プロジェクト成果報告集会

DPI日本会議は、公益財団法人キリン福祉財団助成のもと、「インクルーシブまるごと実現プロジェクト」を2018年度より展開してきました。2020年度は本来、当事業の最終年度にあたり、3年間の集大成となる報告集会を予定していましたが、世界を襲った新型コロナウイルスの感染拡大のため、活動を制限せざるを得ませんでした。

 感染者に対する差別、医療現場でのトリアージなど、新たな課題が浮き彫りとなる今だからこそ、改めて「インクルーシブ社会の実現」が意義深いものとなっています。

 子どもの頃から障害の有無で分けられずにともに学び育つことと、人生をより豊かにする文化芸術を誰もが楽しめる社会であってほしい。私たちは、そういう願いを持っています。

 社会のありようが大きく変化していく状況の中で、この成果報告会を開催することは、インクルーシブ社会実現に大きく寄与すると期待しています。

 当日はインクルーシブな子ども時代づくり事業報告、バリアフリー映画「インディペンデントリビング」の上映など盛りだくさんでおおくりします!

■日時:3月23日(火)12時〜16時30分

■開催方法:会場+ズームウェビナー(選択式)

■会場:衆議院第一議員会館1階多目的ホール(東京都千代田区永田町2-1-1)

■定員:会場80名、オンライン70名(定員に達し次第、受付を終了させて頂きます)

■参加費:無料

■情報保障あり:PC文字通訳、手話通訳、点字資料、資料データ

※会場にはカームダウンスペースを別室に用意しております。ご希望の方は当日スタッフにお声がけください


■プログラム(敬称略)

12:00 主催者挨拶  佐藤 聡(DPI日本会議事務局長)
    助成団体挨拶 大島 宏之(公益財団法人キリン福祉財団事務局長)
    協力団体挨拶 大河内 直之(NPO法人バリアフリー映画研究会理事長)
    議員挨拶(調整中)

12:20~12:30 インクルーシブな子ども時代づくり事業報告
    白井誠一朗(DPI日本会議事務局次長)

12:30~13:40 鼎談「就学前、放課後、そして自立生活へ、インクルーシブ教育を丸ごと語る~事業から見えてきた課題」
    古市理代(障害児の親/NPO法人アクセプションズ代表)
    海老原宏美(DPI日本会議常任委員/自立生活センター東大和理事長)
    崔 栄繁(DPI日本会議議長補佐)

13:40~13:50休憩

13:50~14:00 ダンサナクセイバー新作動画上映
       ▽ダンサナクセイバ―とは(外部リンク:STEPえどがわ)

14:00~14:30 バリアフリー映画について
    山上庄子(Palabra株式会社代表取締役)

14:30 担当常任から皆さんへ
    下林慶史(DPI日本会議常任委員/日本自立生活センター事務局長)

14:35 映画上映 インディペンデントリビング(98分)
    ※字幕・音声ガイド付き。音声ガイドはオープン方式で、会場全体に流れます。

16:10 映画終わり次第、終了