黒木:今回、ここを見て欲しい、というところを教えてください。
近藤:二つあります。まず、お子さんにとってお昼の活動時間を存分満喫できるよう、フェスティバル色を強くし、会場内に各種アクティビティを用意しています。慶応大学ジャグリングサークル『I-Wing』さんや、知的障がいのある青少年からなる和太鼓グループ『あらじん』さん、障がいのあるセラピストが活躍するハンドケア『大倉山スイミー』さん、NPO法人のドリームエナジープロジェクトさん、横浜市立東高校さん、日本アニマルセラピー協会さんをはじめとする数多くの団体様に協力いただきます。各種アクティビティに参加する数だけ、ダウン症のある方・ない方同士がふれあう機会を持てるよう、皆さまとイメージ共有し、当日を迎えたいと思っています。
黒木:前回よりパワーアップしているのですね!
近藤:二つめは、社会福祉施設様を通じた障がいのある方の能力を実感できる仕掛けです。チャリティウォークinヨコハマではイベント当日使う道具の多くを社会福祉施設様に依頼しています。一例をあげるとイベント記念Tシャツである『つながるTシャツ』、手旗、お手玉、ぽんぽんなど、イベントに欠かせない道具の制作をお願いしています。これらの道具を参加者の方々が手に取ることにより、障がいのあるかたが持つ能力を垣間見るきっかけとなり、新たに『作る人』と『使う人』がつながれるといいなと思っています。