【超福祉の学校2022】シンポジウム登壇リポート
11月4日に渋谷ヒカリエにて開催された【超福祉の学校2022】のシンポジウムにアクセプションズから古市理事長と私、長谷部が登壇させて頂きました。
『留学?移住?海外では知的障害のある人はどう学んでるの?』
↑こちらのサイトからアーカイブ配信もされていますので、ご興味のある方は是非ご覧ください。
日本国内外の学校教育の下では、知的障がいのある子の義務教育後の進路は選択肢が限られています。
そこで私自身、娘(現在中学2年)の進学に向けて、海外での教育も視野に入れ始めたこと、実際にこの夏に5週間留学をしてみたことなど、最初にお話させて頂きました。
そして、後半はニューヨーク在住の町塚さんから海外のスペシャルニーズ教育について、そしてジョージメイソン大学の障がいのある学生向けのプログラムについてもご紹介いただきました。
特に印象に残ったのは、
・障害のあるなしに関わらず「自己主張のための教育」が行われているということ。
・Diversity Euity & Inclusion (DEI)が教育現場にも取り入れられており、例えばEquity(公正=fairness)とEquality (平等=同一)は似て非なるといった概念から教育されていることなど。
視聴者の方から、日本にも取り入れて欲しいと言ったコメントも寄せられました。
ちなみに、アメリカには、ADA「障害を持つアメリカ人法」(Americans with Disabilities )という、障がいがあってもみんなと同じ教育を受ける権利があり、アメリカで教育を受けるならば国籍が違っても適応されるそうです。
古市理事長から『日本では特別支援学校を卒業した生徒の92%が就労しており、大学に進学する生徒はわずか0.5%である』とのお話があり、改めて、知的障がいのある人が学びを継続するには、やはり海外のような制度や環境など仕組みが必要であると、貴重な学びや気づきが沢山あった時間でした。
ご興味のある方は以下よりアーカイブ配信されていますので、是非ご覧ください↓