「#みんなちがう だけどおなじ」トントゥフェスティバル

「#みんなちがう だけどおなじ」トントゥフェスティバル

アクセプションズの古市です。

1112・13日に埼玉県飯能市にあるメッツァビレッジで開催されたトントゥフェスティバル2022に参加してきました。

 

この企画を主催・運営しているのはNPO法人ディーセントワークラボ(DWL)さん。

過去にDWLさんがバディウォークにブース出展をしたり、DWLの商品販売をダウン症のある人がお手伝いしたり、そんなご縁がつながって、今回はフェス会場での職業体験やトークセッションへの登壇の機会をいただきました。

職業体験では2日間で5名のダウン症のある人がブースでの販売体験やお客様へのインタビュー体験を経験しました。

職業体験後の感想

・「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」「少しお待ちください」をたくさん言って頑張った。

・お客さんがたくさん来てよく売れて嬉しかった。立ち仕事なので疲れたけれど、袋つめの仕事をがんばった。

・やってみて嬉しかったのは、みんなと協力できたこと。

・スタッフの皆さんが優しくサポートしてくださったので、安心してお仕事をする事ができました。仕事内容は難しくはありませんでしたが、時間がかかってお客様をお待たせしてしまいました。もっと、手早く袋詰めができるように工夫したいと思います。

お客様へのインタビューは、お客様が気持ちよく聞いて答えてくださったので、とても嬉しかったです。

・お客様やスタッフの方に「ありがとう」と言ってもらえてうれしかった。


初めての環境でも、丁寧なサポートと仕事がしやすい環境があるといつも以上のパフォーマンスが出せるようです。誰にとってもやりがいのある仕事は大切ですよね。

一つ一つの経験が将来に役立つものになってくれると嬉しいです。

13日は古市が登壇するトークショーがありました。

テーマは「“多様であること”を活かす -障がい特性をポジティブな視点からとらえたときに見えるもの-」と題して、障がいのある人が、障がい特性や強みを活かしながら働くためにはどうすれば良いのか、どのような考えが必要なのかについてトークし、さらに、障がいのある人のみならず、すべての人が「多様であること」を認識し、それを活かす社会について考えました。

対談者は

NOSIGNER代表 太刀川英輔 氏 https://nosigner.com

東京藝術大学美術学部芸術学科教授 木津文哉 氏 https://researchmap.jp/read0094432

NPO法人ディーセントワーク・ラボ代表理事 中尾文香氏

という多様な面々。

全く視点が違う方々との対話がこんなに学びが多く楽しいものなんだと改めて気づきました。

トントゥフェスティバルは、2031年まで長期的に行う発信型イベントだそうです。

来年はぜひみなさんも北欧の空気を味わえるメッツァビレッジで、心地よいひとときを体験できるトントゥフェスにご参加ください。

当日の会場の様子はYouTubeでご覧ください。