アクセプションズの古市です。
2021年度から年2~3回のペースで開催している法政大学VSP(ボランティア支援プロジェクト)の「ダウン症企画」は今年で4年目です。
今年度は6月に講義編としてオンラインではなく初めて対面で開催しました。(8月のメルマガにレポート掲載)
今回は恒例となった学園祭企画です。
11月2日(土)第77回自主法政祭を26名の参加者がチームに分かれて楽しみました。

午前のグループは朝9時40分に市ヶ谷キャンパスに集合
2チームに分かれて自己紹介の後、どこを回りたいかパンフレットを見ながら話し合います。

10時に部屋を出発!
Y君チームはまず射的場に向かいました。

Hちゃんチームはなぜか鬼ごっこが始まってしまい、なかなか決めたルートに進めない様子。でもおいしそうな焼きそばをゲットしてみんなで笑顔に。
あっという間に残り20分の案内がオープンチャットに流れてきました。
このオープンチャットには保護者も入っているので、随時送られてくる写真を見ることができます。教室に戻ってきたころにはすっかり打ち解けた様子でした。
午後のチームは1時10分集合
ダウン症のある人5名と大学生14名、5チームに分かれてスタートです。
心配していたお天気も回復し、来場者も増えてきて校内は活気がでてきました。
あるチームはスタンプラリーの地図を片手にキャンパス内を冒険したり、他のチームはくじ引きに挑戦したり。今年は段ボールで手づくりされた大きなガラガラでびっくり!みんなお小遣いで好きな屋台ものを買って、おいしそうに食べていました。食事を一緒にすると自然に笑顔になりますね。

保護者もオープンチャットを横目にちゃっかり学園祭を楽しみました。

ほぼ同年代のダウン症のある人たちと過ごすことで、学生さんたちがそれまで感じていた「どう接すればいいかわからない」といった漠然とした不安が少しずつなくなっていくことを実感します。
ほんの一瞬の関わりかもしれませんが、全く知らずに人生を歩むのと、少しでも一緒に過ごした経験があるのとではダウン症のある人へのまなざしが変わるのではないでしょうか。
またダウン症のある人たちにとっても学生さんたちとの交流は貴重な機会となっていると思います。終わった後には感謝のお手紙を書く姿や、ラインで感想を伝えてくれたりしました。
「法政大学のみなさんとスタンプラリーをやったり、一緒にいい経験ができてよかった!チョコバナナが、とっても美味しかった♪」
今回も企画運営してくれた学生の皆さん、裏方でサポートしてくださった大学職員の皆様、素敵な時間をありがとうございました。
事後アンケートは後日ホームページに掲載します