自費研フェス

自費研フェスでブース出展しました

こんにちは。
アクセプションズの浅海です。

10/15~ 16の2日間「自費研フェスティバル2022」でブース出展しました。その際、同時に「就労体験」も実施されました。今回はその様子をレポートします!

自費研とは自費健診に関する質の高い情報とサービスをお得に受けることができる会員制ウェブサイトです。そのリアルイベントとして開催される「自費研フェスティバル」で、アクセプションズとしては去年に引き続き2回目の参加となりました。

私たちが出展したのはマルシェスペース。野菜やチョコレート、餃子にお味噌、コーヒー豆など、様々な商品が各ブースで販売されました。アクセプションズのブースでは、舘野さんが俊太朗さんの描くハートをモチーフに制作したキーホルダーや、私のフラワーアレンジメントの販売、アレンジのミニ体験会を行いました。そして、就労体験はそのマルシェのスペースで実施されました。

1日目は5名、2日目は7名。事前に応募したダウン症などの知的障害がある主に10代から20代の方たちが参加しました。そして、2日目は私の娘(小4)も参加しました。対象年齢が小学生高学年からだったこと、そして、私が仕事のとき現場にいつも遊びに来たがるので、せっかくなら!と挑戦してもらいました。

ピープルデザイン研究所の方がブリーフィングを行い、早速お仕事体験がスタート!商品の重さを測り袋詰めしたり、お客様へのお声がけや商品のお渡し、ビラを折り封入作業をしたり、それを配ったり。様々なミッションを持ち回りで行いました。


 

娘はチラシを折ることを中心に頑張りました。「仕事をしている」という実感を持つのはまだ難しいのかなと思いますが、「楽しいイベントに参加してお手伝いをしている」という感じでした。アクセプションズのブース近くではチラシ作業を行っていたので、その作業を娘より年齢が上の方たちが行う様子がたくさん見られました。

 

チラシを折ること、ペラペラのOPP袋にチラシを入れることは疲れる作業ですが、皆さん口々に「楽しい!」と言って、仕事をすることをとても楽しんでいました。そして集中力がすごくて、受け持った分量が終わるまで丁寧にこなす責任感がとても素晴らしかったです。真剣な眼差しで託された仕事を全うすること。その姿勢はまさに「仕事を体験する姿」だったと思います。


「就労」というのは、障害を持つ子どもの親ならばいつも頭の片隅にある課題のようなもの。まだ当事者である娘は9歳なので、まだそこまで身近なものではありませんが、将来この子はどんな仕事ができるのだろう、という不安は常にあります。でも、今回就労体験の皆さんの様子を見ていると、健常の人の就労と基本的なところは変わらないと思いました。仕事を覚えるということはまずは仕事内容を反復すること、その積み重ねを行う力は、障害があってもしっかりあるのだと改めて実感しました。今回、出展されていた就労継続支援B型の福祉施設の方にも、ゆっくり積み重ねていくことで、仕事の範囲は随分広がるというお話を伺いました。その可能性を活かせるように、何か少しでも力になりたいという思いが強くなりました。


当日の就労体験の様子は、アクセプションズのYouTubeチャンネルに「自費研フェスティバル 就労体験」というタイトルで動画がアップされていますので、ぜひご覧ください!

そして、11には、「番町SJEマルシェ」が開催されます。

ダウン症などの知的障がいのある方の就労体験を通じた、地域のこども達との交流と、街の活性化イベントです。実行委員には、アクセプションズメンバー鈴木英莉那さん、そして息子さんの鈴木俊太朗さんがいます。アクセプションズもブース出店致します。

就労体験はすでに募集は終了していますが、ステージやキッチンカー、グッズ販売やワークショップなど、とても楽しいイベントになると思います。皆さん、どうぞ遊びにいらしてください!