• ダウン症の特性(※個人差があります。)
  • ・長期記憶が良いが、時間の経過を把握するのは苦手
    ・抽象的、漠然とした話は理解しにくいので説明は具体的に
    ・ひとの気持ちを汲み、思いやりに富み、感受性強い
    ・目で覚え、観察力・形態認知・空間認知に優れ、模倣上手
    ・言葉で表現するより行動にあらわすほうが早い
    ・耳から理解するのは比較的弱く、話をしっかり聴くのも苦手
    ・想像力や空想力が豊かで、適度ならばストレス解消にもなる
    ・独り言もストレス解消に効果があるが、場所を選ぶ必要あり
    ・手は器用、ただ動作が幾分遅く、経験不足で手・指の筋が弱体化
    ・筋力の低緊張があり筋量は一般より少ない
    ・薬が効きすぎ、薬の副作用がでやすい傾向がある

  • 頑固について
  • ・ダウン症のある人はしばしば頑固と言われる事があります。これは、ダウン症特有のコミュニケーション能力(理解した言葉と表出したい言葉のギャップ)、また情動認知能力(急激で一時的な好き嫌いの感情)などの複合的な理由によるものと言われています。
    甘やかされて育てられた結果ではなく、ストレスコントロールの困難さや、生活経験も含めた環境要因の影響もあると推測され、特に特定の人との関係や特定の環境により頑固さが特に顕著に認められる場合などには、環境や人間関係を丁寧に見つめ直す事で支援の手がかりがつかめる場合もあります。

  • 身体的ハンディキャップ
  • ・心臓に障がいのある子供たちも多く(一説には全体の30~40%が何らかの心疾患があると言われている),マラソン等の激しい運動を行う場合には必ず医師の診断を受けた上で行う必要があります。
    ・消化器系では、食道や腸に異常が見られるケースが少なくなく、食道閉鎖、鎖肛、十二指腸閉鎖など、生後まもない時期に手術が必要となることがあります。
    ・眼科系では、斜視、白内障、屈折異常(近視、遠視、乱視)などです。とくに屈折異常は多く、近視・遠視に乱視を併せもっている人も多くいます。
    ・耳鼻科系では、外耳道閉鎖、中耳炎、鼻炎などです。ダウン症は言語発達が遅れ気味ですが、難聴も言語発達の阻害因子です。ダウン症のある子の半数近くに聴力の問題が見られますが、そのほとんどは滲出性中耳炎です。
    ・筋力の低緊張や関節の過伸展のため、体重支持機能の発達が遅れたり,平衡感覚が弱い。(※その為、階段の上り下りなどを恐れる事がある。)それにより、運動発達や肥満も課題となります。ダウン症のある人は全体的な筋肉の緊張性の障がいがあるために姿勢や運動の遅れがめだちます。
    ・ダウン症のある子では、5歳までに急性白血病を発症するリスクが数十倍高いとされています。
    ・中年期にアルツハイマーを発病する確率が高い。